【松山市】発砲スチロールのゴミ分別・処分について|不用品回収グロー
投稿日:2023年03月31日
こんにちわ。
不用品回収・ゴミ処分のグローです。
本日は発砲スチロールの分別についてのご説明です。
結論から言いますと、発砲スチロールは「プラ」の
分別になります。
以前の記事で、
このマークがついていないものは「可燃」と申し
ましたが、一部、発砲スチロールのようにマークの
記載がないものもございます。
その他、似たようなもので分かり難いものとしては、
このような、果物の包装や緩衝材で使用されている
発砲スチロールやネットなども「プラ」の分別になり
ます。
詳しくは下記の、ごみ分別はやわかり表を確認していた
だければと思います。
さて、最後に発砲スチロールのちょっとした雑学で
締めたいと思います。
<発砲スチロールの歴史>
発泡スチロールはプラスチックの一種です。ドイツに
本社を置く世界最大の総合化学メーカー、BASF社
が1951年に開発しました。
その後、1954年に日本への輸入が始まり、1959年から
は国内でも生産を開始しました。当初はコルクの代替品
として、主に冷凍・冷蔵用として使われていました。
<発砲スチロールの5つの特性>
●断熱性
発泡スチロールを構成する発泡ビーズ
は、それぞれがとても小さな「空気の
部屋」で構成されています。この部屋
のおかげで、外の空気が内部に伝わり
にくくなっているので、外からの熱は
入れず、中の熱は逃しません。そのた
め温かいものは温かいまま、冷たいも
のは冷たいままの状態を保つことがで
きます。この特性を生かし、住宅の壁・
床・屋根の断熱材、クーラーボックス
などに使われます。
●緩衝材
発泡ビーズは衝撃を吸収することに
優れています。テレビやパソコンな
どの家電製品を購入すると発泡スチ
ロールで包装されたり梱包(こんぽう)
されていますが、その特性を生かして
商品を守っているのです。
●水に強い
発泡ビーズ同士がしっかりと密着して
いるため水を通しません。
そのため、スーパーなどで肉や魚を販売
するためのトレイや水耕栽培用の育苗
ベッド、浮具・海洋フロートなどに使用
されています。
●軽い
原料ビーズを約50倍に膨らませている
ため、発泡スチロールは98%が空気で
できています。そのため、とても軽いの
です。
緩衝性に加え、軽量という特性がある
ことから、ヘルメットのクッション材
や自動車の部品などにも使用されてい
ます。
●成形性
金型の形次第でいろいろな形状の発泡
スチロールをつくることができます。
そのためテレビのセットや造形品、
イベント関係のグッズ、模型ジオラマな
どに幅広く活用されています。テレビを
見ているときは豪華に見えたセットも、
実は発泡スチロールを加工して着色した
だけだったということはよくあります。
<発砲スチロールは優れた性能を持ち、
環境にもやさしい>
発泡スチロールには優れた特性があり、
それを生かしていろいろな分野で
活用されています。また、発泡スチロ
ールを燃やしてもダイオキシンが発生
しないことから、環境にやさしい製品
としても見直されていて、リサイクル
特性にも優れています。日本にお目見え
してから60年以上がたち、今ではすっか
りなくてはならないものになっております。
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